ChatGPTだけ?

チャットGPTだけなんてもったいない!?AIの波に取り残されてた話
最近、何気なくThreadsを見ていたとき、ふと目に留まった投稿がありました。
「チャットGPTだけなんてもったいない!使えるAI 10選」
たったこれだけの見出しに、目が釘づけになりました。
えっ、チャットGPTだけじゃないの? それ以外に“使える”AIが10個も?
しかも「10選」ということは、選りすぐってその数。実際にはもっとあるということですよね。
焦りました。驚きました。
「知らない」がいつのまにか「置いていかれる」に変わる
少し前まで、「AIってなんかすごいもの」くらいの理解で、「私にはあまり関係のないもの」とさえ思っていました。パソコンを使ってお仕事をされる方のものと思っていたんですよね。
でもその投稿を見た瞬間、「あれ、知らないことが山ほどある…?」と、背筋がひやり。
まるで、みんなが乗っている電車を見送ってしまったような感覚でした。
頑張らなくていい。まずは「知る」だけで十分
情報についていけないと感じたのは今に始まったことではありません。
ブログを始めてからも、「SEOって何からやればいいの?」「WordPressの設定がやたらと細かい!」と、ひとつひとつに時間がかかり、調べて、手を動かして、試して…の繰り返し。
そんなときによく思い出すのは、昔の自分。
「便利そうだけど、よくわからないからスルーしよう」と、スマホの新機能も、アプリも、いつも二の足を踏んでいました。
けれど、それでは気づいた時には“知らない側”に立ってしまう。
あの頃の私に今なら言いたい。
「全部を使いこなす必要はないけれど、“どんなものがあるか”を知っておくことが大事だよ」と。
「知る、って楽しい!」と。
情報の波にのまれないために、「目的」で選ぶ
とはいえ、AIツールを10個もチェックして試す時間なんて、そう簡単には作れません。
でも、目的がはっきりしていれば、情報の取捨選択はずっとラクになると思うんです。
たとえば私は、「ブログを続けて、自分の知識や経験を形にしていく」ことが目標。
だから、文章を考えるのがしんどい日、画像を作るのが苦手なとき、作業が時短できるAIがあるなら、積極的に取り入れていきたい。
逆に、動画編集や音声変換といった、今の自分には縁のない分野のAIには、そこまでアンテナを張らなくてもいいかなと。
つまり、自分にとっての“必要なAI”がわかれば、それが情報に振り回されずに済む第一歩になる。
「知ってるつもり」から「本当に使える」へ
情報が多すぎて何が正解かわからない時代に、
「何を知らないかを知る」ことは、一つの武器になるんだと思います。
これを読んでくれているあなたも、もし今ちょっと取り残された気がしているなら、まずは“目的”を持つことから始めてみてください。
「今の自分には何が必要?」と問いかけるだけで、情報の見え方は変わってきます。
焦らなくて大丈夫。
全部知らなくていいし、全部使いこなせなくてもいい。
ただ、“知っておく”だけでも、自分の世界はぐんと広がります。
「Canva(キャンバ)」を使ってみたいな
その中でも私が最初に使ってみたいと思ったのが「Canva(キャンバ)」というAIツールです。
Canvaは、デザイン初心者でも直感的に使える無料のグラフィックデザインツールで、最近では生成AI機能も強化されていて、画像の自動生成、プレゼン資料の作成、SNS投稿のデザインなど、かなり多機能。
しかも日本語対応で、テンプレートも豊富。ブログのアイキャッチ画像作成にもかなり役立つとのこと。
「NotebookLM」も気になってます
もうひとつ、気になっているAIが「NotebookLM(ノートブック・エルエム)」というツール。
これはテレビで見たんですよね。すごい機能に驚きまくりました。
ノートブックLMは、自分のメモや資料を読み込ませて、その内容をAIが一緒に考えてくれるという、ちょっとすごい仕組みでした。
たとえば、PDFやGoogleドキュメントを読み込ませておくと、その内容についてAIが質問に答えてくれたり、要点をまとめてくれたり、気づいていないポイントを教えてくれたりするそうです。
もう「自分専属の頭のいい助手がいる」みたいな感覚。
その中でも私が驚いたのは、その読み込ませたものを男女2人のキャラクターが会話しながら説明してくれるモードです。
会話ですよ? 文章を読み上げるだけではなく、会話してるんです。
1人が説明して、もう1人が質問して、説明した人がそれに答えたりして。
こんなに進化してるなんて本当に驚きました。
ひとりでAIと向き合っていると、どうしても一問一答の世界になりがちだけど、2人が自然に会話してくれるって、ちょっとラジオを聴いているみたいで楽しそうじゃないですか?
気になったら、まずは一歩だけでも
ということで、今のところ私が気になっているのは 「Canva」と 「NotebookLM」。
どちらも「何かを創りたい」「頭の中を整理したい」そんなときに寄り添ってくれそうなAIです。
無理に全部を使いこなそうとしなくても、まずは気になったものをひとつ試してみる。
それだけでも、ちょっとだけ景色が変わるような気がします。
「難しそう」と感じている人の背中をそっと押せるように、私もまずは一歩目を踏み出してみますね。