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更年期の薄毛、どう向き合う?ミノキシジルと頭部リンパ流しを試した私の体験談

Natsuwo

「ママ、分け目ヤバイよ」——娘の一言で気づいた現実

去年の春頃(当時47才)から、生理不順が始まりました。何となく体全体のバランスが変わってきたような、でも大きな不調ではない…。そんな違和感を抱えながら過ごしていたのですが、秋頃から少しずつ抜け毛が増えている気がしていました。ただ、「これくらいなら大丈夫かな?」と自分に言い聞かせたりして、見て見ぬふりをしていたのです。

そんな私に現実を突きつけたのは、中学生の娘の一言でした。

「ママ、分け目ヤバイよ。」

髪をセンター分けにした時に、自分でも「あれ?」と感じていたので、娘に言われてドキッとしました。もちろん、薄毛だけでなく白髪の悩みも抱えていたので、分け目を少しジグザグにして目立たないようにしてはいたのですが、気になるものは気になる…。そうして、薄毛の現実ときちんと向き合うことになったのです。

ミノキシジルに手を出してみたものの…

実は以前、お正月に親族が集まった時、義兄の頭を見て驚いたことがありました。つむじ部分が寂しかった義兄の頭に、まるで生まれたての雛のような新しい髪が生えていたのです。「ミノキシジル」という言葉だけ覚えていたのですが、その時は「自分には関係ない話」と思ってあまり真剣に聞いていませんでした。でも、いざ自分の分け目が気になり出すと、義兄の頭がふと思い出されたのです。

思い切って義兄に連絡し、使っている商品を教えてもらいました。ミノキシジル配合の育毛剤で、ミノキシジルは男性用と女性用で配合量が違うらしく、女性用の価格は98ドル。日本円で約14,000円(2ヶ月分)です。思っていたより高額ではなく、私でも手が届く範囲。義兄に効果が出ていたこともあり、まずは試してみることにしました。

ただ、購入ボタンを押すときは「もし効果が出なかったらどうしよう…」という不安が頭をよぎりました。さらに使い続けるとなると1ヶ月約7,000円。一生続けるとなると結構な出費です。定年後も毎月この出費を続けられるのか?と考えた時、正直モヤモヤとした気持ちも残りました。

偶然出会った「頭部リンパ流し」という選択肢

そんな時に出会ったのが、横田有里恵さんの『頭部リンパ流しで髪が増えた!』という本です。本屋さんを何気なくブラブラしていた時に、ふと目に留まりました。
「薄毛=発毛剤」という固定観念しかなかった私にとって、体の内側からケアするという考え方はまさに目から鱗。救世主が現れたような感覚でした。

さっそく本の通りにケアを始めました。内容はとてもシンプルで、10分ほど頭部のリンパ流しを行うだけ。たまにサボる日もありますが、基本的には毎朝、少しだけ早起きして続けています。

半年ほど経った今、髪の本数が増えたかどうかは正直わかりません。でも、明らかにボリュームは出てきました。分け目が目立ちにくくなり、「薄毛かも?」という不安はかなり和らいでいます。朝の鏡を見て「まあまあ、いい感じじゃない?」と思えるようになりました。

浮気と失敗、そして戻って実感した効果

実は途中、他の本に浮気をした時期もありました。そちらの本は「髪も増えるし、顔のリフトアップもできる!」という魅力的な内容。リフトアップにも惹かれて試してみたのですが、約2週間で髪がペシャンコに寝てしまい、分け目の地肌がまた目立つように。リフトアップ効果も感じられず、(もちろん、もっと続ければ違ったのかもしれませんが)結局元の「頭部リンパ流し」に戻しました。

戻してみると、再びボリュームが戻ってくれました。この経験を通じて、「私にはやっぱりこの方法が合っているんだな」と実感しています。

おわりに 〜お金をかけずに始められる選択肢もある〜

薄毛の悩みは、「まだ大丈夫かな?」と後回しにしてしまいがちです。でも、小さな変化に気づいた時こそ、自分に合ったケアを見つけるチャンスかもしれません。私も当初は発毛剤しか選択肢がないと思っていましたが、意外なところに自分に合う方法がありました。

もちろん、すべての人に同じ効果が出るわけではないと思います。それでも「お金をかけずに自分でできること」から始めてみるのは、安心感にもつながります。もし同じように更年期の薄毛で悩んでいるなら、一度「頭部リンパ流し」という選択肢も検討してみてください。

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アラフィフ兼業主婦
1977年生まれ。 アラフィフ主婦が、体づくりと副収入づくりを目指して綴るブログです。
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